平成26年 年頭の挨拶


平成26年新年のご挨拶

年初にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。
日頃は一方ならぬご厚情を賜り、心より厚くお礼申し上げます。

このところ益々のグローバル化が進む中、我が国をとりまく環境も大きく変化してまいりました。各国経済のパワーバランスは大きく変化しており、同時に各国発言力のパワーバランスも変化していることを日々感じております。その中で、我が国はこれからどのような変革を遂げ、グローバル化社会に適応していくのでしょうか。

同じく、この10年間私たち経営者を取り巻く環境は、それ以前の10年間にも増して大きく変化を続けております。日本社会および経済のの地盤沈下も、浮上することなく既に20年以上が経過しておりますが、これは従来の組織マネジメントが時代の変化に適応しなくなっていることが大きな要因の一つでもありましょう。昨年、私は年頭の挨拶で、「“この環境変化の中で、組織をどのように変革するのか”という命題が経営者の最大のテーマになってまいりました。」とお伝えいたしましたが、皆様の組織マネジメントにおかれましては、昨年どのような変化を成し遂げることができましたでしょうか。

嘗て、日本経済が戦後の瓦礫の中から復興を成し遂げ、世界を席巻した1940年代~1980年代を支えてこられた先輩経営者たちは皆一様に、「企業は人なり」と声高に叫んでおられました。しかし現在はいかがでしょうか、多くの企業において「人」は単なるコストの緩衝材となっているようなところも感じずにはおれません。

弊社は、このような時代だからこそ、大きな変革が必要な時代だからこそ、今こそ「人」という無限の可能性を秘めた人的経営資源に投資すべきだと考えております。「人」に投資をし、そして「人」を育て、組織の内部から変革を芽吹かせるような、エネルギーに満ちあふれた組織づくりを行っていただきたく思っております。

この時代を共に勝ち抜いてまいりましょう。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

G&Bヒューマンキャピタル
代表 門田良明